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プロ仕様の地下録音スタジオ:木造住宅をカット、ぴったり接してRC住宅を増築


既存の木造住宅を半分カットして、隣にぴったりコンクリートの建物を接しての増築。設計・施工の全スタッフが知恵を集めました。地震時の揺れが大きく異なる木造部分とコンクリート部分の安全を確認するために、大規模なビルの設計に用いる振動解析を行いました。 1階・2階ともにコンパクトな居間を南面させていますが、南西のコーナーに大きな開口を設けて居間からの視線の伸び・抜けを確保しています。 2階子供室上部のロフトはルーフテラスに面し、南の光と風を子供室に導きます。 地下の録音スタジオはプロ仕様。TGさんは、「深夜でも爆音を鳴らして大丈夫!」とおっしゃっています。

【データ】

敷地面積153.45平方メートル (46.42坪)
建築面積60.23平方メートル (18.22坪)/増築部分33.73平方メートル (10.02坪)
延べ面積 162.46平方メートル (49.14坪)/増築部分109.46平方メートル (33.11坪)
容積対象面積120.46平方メートル (36.44坪)/増築部分120.46平方メートル (0.00坪)

プロ仕様の録音スペックを満たす、地階のスタジオ。外部の音を完璧にシャットアウト。

北西側外観

南西側外観

既存木造建物を半分カット。

カットした木造建物にぴったりつけて壁を配置。壁は工場製作の鉄筋・型枠が一体化したユニット。

大きく壁に開口を設けた南西コーナー。